バレーボール指導ブログ

バレーボールの練習について発信します

練習計画

 初めまして。このブログではバレーボールの練習方法や考え方について発信していく予定です。バレーボール部の顧問になられた方や授業でバレーボールを取り扱う際の参考になればと思います。指導者だけでなく、選手の皆さんも参考にしてください。

 

私自身も競技を続けていますし、元教師のため指導した経験もあります。その時の体験も交えて、記載していきます。

 

1.目標は決まっているか

 ・まずはじめに、チームの目標は決まっています?

 全国大会優勝から1回戦突破と目標は幅広くあると思いますが、具体的に決めましょう。なんとなく練習をしていてもなんとなく練習は終わってしまいます。こうなりたいとチームで統一したほうが練習のモチベーションはあがります。大事なのはチームで統一することです。勝つことよりもみんなで楽しくするも立派な目標です。

 

2.練習計画は逆算で

 ・目標はいつまでに達成する必要があるのか?

次の大会?最後の大会?どこを最終目標にするかで、まずゴールが決まります。

その大会に向けて残り何か月あるのでしょうか?練習試合等は何回組めるのかをまず数えてください。大会前日にハードな練習はなかなかできないと思います。ではいつしますか?ハードな練習はけがのリスクも伴いますので理想は1か月前でしょう。

このように大まかな予定を把握して、基礎練習なのか全体練習なのかトレーニングなのかを決めていきます。

 

 

3.具体的な達成基準は?

・目標を達成した成功体験を味わう!

目標はチームや個人によって様々だと思います。大事なのは成功体験です。成功体験は次の意欲につながります。例えば、初心者の人は、「サーブを10本連続で入れることができるようになる」といったものはどうでしょうか?10本でなくても構いません。5本からで大丈夫です。大事なのは具体的な数字です。達成したことが分かりやすいです。

他は練習試合でのアタック決定率、サーブレシーブ(レセプション)返球率、サービスエースの本数等が挙げられます。

 

4.今週、今日の練習メニューの決め方

・今なにをやるべきなのか?

いつまでに、何を、どうする(達成基準)、が決まりました。アタック決定率を目標にして、サーブの練習ばかりはしませんよね?何を中心に練習するべきか見えてくると思います。練習をすることは疲労が蓄積することも頭に入れておかないといけません。けがをしたら元も子もないですから。

決め方としては、先に1週間の練習メニューの大枠を決める。

当日、選手の疲労状態に応じて、メニュー変更か強度を落とすか決める。

 

 

ざっと、おおまかに書きましたが、バレーボールに限った話ではありませんが目標と成功体験は生徒、選手のやる気を引き上げます。計画を立てて練習ることは、あとから振り返りもしやすくなります。なぜ達成できた、なぜ達成できなかった等を振り替えてください。

次回以降はもう少し詳しく書いていきます。