バレーボール指導ブログ

バレーボールの練習について発信します

スパイク、サーブ動作について

 今回はスパイク、サーブで必要となる腕を振る動作についてです。初心者でも元サッカーぶ野球部の生徒の方が上手だったり、授業でも野球部の生徒の方が上手なことが多かったです。それは、ボールを投げる動作が定着しているからです。スパイク、サーブにつながる投げる動作について解説します。

 

 

1.ポイント

 投動作において重要なこと

・肘を肩より高い位置を通す

 特に女子は横から投げたり、肘が下がって腕を振って投げられないことが多いです。

 

・投げる方向に対して、横向きから体の回転を使う

 体幹を捻る方が力が伝わります。招き猫のような動作にならないようにしてくださ 

 い。 

 

体重移動

 手だけで投げてしまうことがないようにしてください。踏み込む足は大きく前に出すようにしてください。 

 

・全身を使って連動させる

 体幹のねじり、腕を振る力、手首と順に動き流れる動作を覚えるようにしてください。ぎこちない動作は上手く伝わっていません。

 

・利き手ではない方の手をしっかり上げる

 投げない手で投げる方向を指して、体が開かないようにしてください。開くと体幹をねじる力が出にくいです。

 

 

 

以上5つが重要になってきます。イメージは野球のピッチャーです。ボールを握って、確認できるキャッチボールができないと、ボールが動いているので打つのは難しいです。

 

2.練習法

 ボールは小さい方が良いです。バレーボールは大きく投げにくく、手のひらに乗せて、担いで投げる癖がつきますので野球ボールやテニスボールをお勧めします。まずはフォームが大切ですので、近い距離で確認しながら行いましょう。力任せに投げると、理想なフォームとは違う癖が出てしまいます。最終的には連動ですが、最初は肘を上げるだけとか、足を大きく開いて体重移動でボールを投げたり、部分を切り取って練習した方が意識しやすいです。場所の確保ができるなら、外で長い距離を投げることも有効です。身体全身を使って投げることを覚えます。

 

3.さいごに

 ボールを投げるのが上手になれば、スパイク、サーブにつながります。現在、サーブが届かない安定して入らない人は是非試してください。すぐに効果は出ないですが、根気強く練習しましょう。練習しないと獲得できない動作でもあります。日常生活で行わないためです。練習の中で時間を確保しないとなかなか獲得できませんので、練習に取り入れてください。